【チョコレートとココアの原料はカカオ!】健康に効果がある成分をわかりやすく説明!

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チョコレートとハイカカオチョコレート

チョコレートの主な原料はカカオ豆から作られています。すなわち、カカオ豆からカカオマスとカカオバターを作ります。はじめに、カカオ豆を発酵させて、乾燥したものをローストします。それをすりつぶして、ペースト状にしたものがカカオマスです。

次に、カカオマスを圧搾して取り出した脂肪分がカカオバターです。チョコレートは、カカオマスとカカオバターを主な原料として、これに糖類、乳製品などを混ぜて作ります。

普通のチョコレートは、カカオが30~50%程度含まれています。一方、ハイカカオチョコレート(ダークチョコレート)は、カカオが70%以上含まれています。ハイカカオチョコレートは、糖類や乳製品の量が少ないので、ビターな味になりますが、カカオの割合が多い分健康への効果も期待できます。

ココアとピュアココア

ココアは、チョコレートと同じようにカカオ豆から作られています。すなわち、カカオマスからカカオバターを搾って、粉末状にしたものがココアパウダーですが、これがココアになります。普通のココア(調整ココア)は糖類や乳製品などが含まれています。一方、ピュアココア(純ココア)と呼ばれるものは、糖類や乳製品などを一切加えていません。

カカオの成分

カカオには、カカオポリフェノール、カカオプロテイン、そしてカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルや食物繊維が含まれています。また、カカオに特有のテオブロミンという成分も含まれています。

このような成分のうち、カカオの特徴として、健康に効果があるカカオポリフェノール、カカオプロテイン、テオブロミンについて次のとおり説明していきます。

カカオポリフェノールの効能

カカオポリフェノールには、HDL(善玉)コレステロールを増やす効果があります。HDL(善玉)コレステロールは、余分なコレステロールを回収したり、血管壁にたまっているコレステロールを取り除いたりして、肝臓にもどす働きをします。このため、カカオポリフェノールには、動脈硬化を抑制する効果が期待されています。

カカオポリフェノールには抗炎症作用があります。炎症によって血管壁が狭くなっていると、血圧が上がります。カカオポリフェノールが炎症を抑えると、血管が広がり、血液の流れが良くなるので、血圧が下がります。

また、カカオポリフェノールには抗酸化作用があります。このため、老化の原因となる活性酸素を抑制又は除去する効果があります。そして、抗酸化作用によって免疫力の向上も期待できます。

すなわち、活性酸素により引き起こされる病気、例えば、ガンやリウマチなどを予防するうえで効果があります。カカオポリフェノールには、インスリンの働きを改善して、血糖値を下げる効果も期待されます。

カカオプロテインの効能

カカオプロテインは難消化性の物質です。このため、小腸で消化吸収されず、大腸まで届き、腸内細菌の栄養分になります。そのため、腸内環境を整え、便通改善につながる効果があります。

テオブロミンの効能

カカオはテオブロミンを含む数少ない食品の一つです。テオブロミンは、血管を広げて、血液の流れを良くする働きがあります。これにより、体温を上昇させ、冷え性の改善や疲労回復の効果があります。

また、テオブロミンは、脳内物質のセロトニンに働きかけて、自律神経を整えます。このため、リラックスさせる効果があります。そのほか、食欲を抑制するので、ダイエットの効果も期待できます。

チョコレートとココアは、カカオを主な原料にしているから、

特に血管や血液の健康に効果があるよ!

でも、美味しいチョコレートやココアには糖類も含まれているから、

食べ過ぎや飲み過ぎには注意したいね!

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