【日本銀行(日銀)の業務!】簡単に説明!金融政策の決定により生活に影響!

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経済・科学

お札の発行、流通、管理

日本銀行は、「発券銀行」として、お札を発行できる唯一の銀行です。だから、お札には日本銀行券と印刷されています。

でも、お札を印刷しているのは、独立行政法人の国立印刷局だよ。

誤解しやすいので気をつけてね!

民間銀行との預金や貸出

日本銀行は、「中央銀行」又は「銀行の銀行」とも呼ばれています。それは、日本銀行が民間銀行のお金を預かったり、民間銀行に貸したりする業務を行っているからです。

そして、物価の安定や景気の刺激などの目的を達成するために、日本銀行は金利(政策金利)を設定して、民間銀行の預金金利や貸出金利に影響を与えます。

景気が良くなり、インフレ(物価上昇)傾向のときには、日本銀行は、金利を引き上げて、経済を過熱を抑えます。

つまり、世の中にお金が回らなくなるわけだ。

景気が悪くなり、デフレ(物価下落)傾向のときには、日本銀行は、金利を引き下げて、経済を刺激します。

つまり、皆がお金を使って、世の中が賑わうね。

国のお金の管理

日本銀行は、「政府の銀行」として、国のお金の出し入れを行います。すなわち、政府預金として預かっている国庫金(国の資金)の出し入れを行います。

具体的には、日本銀行は、消費税、所得税、法人税などの国の歳入金を預かったり、社会保障、公共事業などの国の歳出費を支出したりします。

生活に影響する金融政策

日本銀行が行う金融政策が私たちの生活に影響します。

日本銀行が長期・短期の金利を引き下げる政策を行う場合、民間銀行も企業や個人に対する融資の金利や預貯金の利子を下げることになります。

金利が下がるから、住宅ローンは組みやすくなるね!

でも、預貯金の利子は下がるね。

また、日本銀行が長期・短期の金利を引き上げる政策を行う場合、民間銀行も企業や個人に対する融資の金利や預貯金の利子上げることになります。

金利が上がるから、住宅ローンは組みにくくなるね。

でも、預貯金の利子は上がるね。

日本銀行の金融政策は、定期的に行われる金融政策決定会合で決められます。したがって、私たちはこのニュースに注目する必要があります。

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