【キングコング】の大きさやあらすじなどを解説(1986年~2017年の映画)!

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映画「キングコング」

前回は、1933年の初代「キングコング」と同年の「コングの復讐」という米国映画、1962年の「キングコング対ゴジラ」と1967年の「キングコングの逆襲」という日本映画、そして、1976年の米国映画「キングコング」という5本の作品について解説しました。

2回目として、今回解説するのは、1986年の「キングコング2」、2005年の「キングコング」、2017年の「キングコング 髑髏島の巨神」という3本の作品です。前回と合わせて8本になります。

「キングコング2」は1976年の「キングコング」の続編です。2005年の「キングコング」は初代のリメイク版です。2000年代の作品は、SFXやVFXという特撮技術が発展したので、それぞれ、迫力満点の格闘や戦闘の場面があるアクション映画になっています。

米国映画「キングコング2」(1986年)

この映画は、1976年の「キングコング」の続編として製作されました。前作では、キングコングは、銃撃を受けて傷つき倒れ、世界貿易センタービルの屋上から落下してしまいます。

そして、キングコングが息絶えるような場面になります。この映画は、そのキングコングのその後の物語になります。映画の中で、キングコングの体長を約15メートルと言っている場面がありますが、体重は不明です。あらすじは次のとおりです。

世界貿易センタービルの屋上から落下したキングコングは、大学の研究所に運ばれ、昏睡状態のままになっています。博士とそのチームは、キングコングを蘇らすため、移植用の巨大な人工心臓をつくります。しかし、移植手術に必要とする輸血用の血液がありません。

一方、探検家が、ジャングルの島で雌の巨大な類人猿(レディコング)に遭遇します。彼は、このレディコングを捕獲したのち、キングコングがいる研究所に連絡を入れて、商談を持ちかけます。商談はまとまり、レディコングは研究所に運ばれていきます。

そして、レディコングの血液を使って、キングコングへの心臓移植手術は無事に終了します。キングコングは生き返りますが、絶対安静の状態です。そのような中、キングコングは、レディコングがいることに気が付きます。

キングコングは、檻を破り、閉じ込められているレディコングを救い、一緒に山奥に逃げ込み、姿を隠します。軍隊が2頭のコングを捕獲するために出動します。博士と探検家も、捜索に出ます。

やがて、博士らは、2頭のコングが仲睦まじくしている光景を発見しますが、軍隊も到着して、ヘリコプターから毒ガスをまき散らします。そのため、キングコングは崖に追い詰められて、谷底に落下してしまいます。

一方、レディコングは、捕獲されて、軍隊基地の格納庫に閉じ込められてしまいます。数か月後、博士は、レディコングが妊娠していることに気が付きます。一方、山では、キングコングが突然現れ、レディコングを救いに向かいます。

キングコングは、レディコングを助け出して、基地から逃げ出します。博士と冒険家も後を追いかけて行きます。2頭はやがてある農村に辿り着きます。博士らが見守る中、レディコングは赤ちゃんを出産します。

キングコングは、レディコングと赤ちゃんを守るため、追跡してきた軍隊の戦車を破壊して応戦します。そして、軍隊の攻撃は止みますが、キングコングは、集中砲撃を浴びたため、瀕死の状態になっています。そのため、キングコングは、レディコングと赤ちゃんの無事を確認して、息を引き取ります。

数ヶ月後、ジャングルの奥地では、レディコングが、遊んでいる赤ちゃんコングを見守る姿があります。

米国映画「キングコング」(2005年)

この映画は、初代「キングコング」のリメイク版として製作された作品の2本目です。時代設定は初代と同じ1930年頃になっています。登場人物では、女優のアンの恋人が脚本家に変更されています。

キングコングの大きさは、初代にほぼならって、体長7.6メートル、体重3.6トンという設定です。この時は、SFXやVFXという特撮技術も進み、キングコングや恐竜のリアルさが特段に違います。

それにともなって、髑髏島でのキングコングと恐竜との挌闘シーンなどは、迫力満点で、とてもハラハラ、ドキドキさせられます。リメイク版ですが、映像、登場人物、物語などがとても魅力的で、キングコング映画の中では私の一番好きな作品です。あらすじは次のとおりです。

映画会社から見放された映画監督は、髑髏島という海図にのっていない島で、映画を撮影することを思い立ちます。そして、スカウトした女優のアンと脚本家のジャックと共に船で髑髏島に向かいます。船は、洋上で霧に包まれて髑髏島の岩に衝突します。

映画監督は、撮影のため、アンとジャック、そして撮影スタッフを伴って髑髏島に上陸します。彼らは巨大な塀に囲まれた遺跡を発見して、驚いていると、原住民の少女に遭遇します。そこで、彼らは、アンを生贄にしようとする原住民によって襲われます。

その時、船長らが助けに来たので、彼らはそこから何とか脱出して船に戻りますが、アンは、船から原住民によって連れ去られてしまいます。ジャックや映画監督らの撮影チームと乗組員らは、アンを救出するため、再び、巨大な塀のあるところに向かいます。

一方、アンは、生贄として巨大な塀の外に吊るされます。すると、ジャングルの奥から、巨大なゴリラのようなキングコングが現れます。キングコングは、恐怖で悲鳴をあげるアンを手にして、ジャングルの奥に戻っていきます。ジャックらの救出チームは、アンを救うため、ジャングルの奥に入っていきます。

そこで、彼らは、恐竜に潰されたり、襲われたりします。何とか逃げ延びた者たちは、キングコングに遭遇します。そして、キングコングの反撃にあって、多くの者が谷底に落とされてしまいます。さらに、谷底で生き残った者たちは、巨大な虫などに襲われます。

その時、船長らが、助けに来て、生き残った者たちと一緒に塀の外に逃れます。一方、アンは、キングコングに捕まっていましたが、隙を見て、逃げ出します。しかし、アンは、ジャングルの中で、恐竜に襲われ、追い詰められます、そのとき、キングコングが、恐竜の前に現れて、アンを救うため、恐竜と激突します。キングコングは傷つきながらも、アンを襲った恐竜を叩き潰します。

アンは、キングコングに親しみを感じて、一緒にジャングルの奥に戻ります。一方、船長らと別れて、アンを救出に来ていたジャックは、キングコングと一緒にいるアンを発見します。彼は、隙を見て、アンを連れて逃げます。それに気が付いたキングコングは、激怒して追いかけてきます。

塀を破壊して追いかけてきたキングコングは、罠にかかり、眠らされてしまいます。そして、キングコングは、ニューヨークに運ばれ、劇場で見世物にされます。目が覚めたキングコングは、カメラのフラシュなどによって、興奮して暴れ出し、鉄の拘束を引きちぎり、劇場から飛び出して街で大暴れします。

一方、アンは、キングコングが逃げたことを聞きつけて、キングコングを探します。やがて、キングコングは、アンと再会しますが、軍隊に攻撃されたため、アンを連れてエンパイアステートビルによじ登ります。そこで、キングコングはアンと一時の安らぎの時間を過ごします。

しかし、やがて飛行機が飛んで来て、銃撃されたため、アンを残してエンパイアステートビルの頂上へと登っていきます。アンも、キングコングを心配して、頂上へとはしごを登っていきます。その時、銃撃ではしごが壁からはずれ、アンは落下します。

キングコングは、落下するアンを素早くつかんで助け、安全な場所に移してから、頂上に登ります。そこで、キングコングは、銃撃する飛行機に反撃しますが、飛行機からの銃弾を浴びて傷ついてしまいます。

そして、キングコングは、ついに力尽きて、アンの目の前でエンパイアステートビルの頂上から落下してしまいます。地上では絶命したキングコングの周りに人だかりができています。

米国映画「キングコング 髑髏島の巨神」(2017年)

この映画は、髑髏島のキングコングですが、リメイク作品ではありません。時代設定は1970年代で、キングコングが棲息している髑髏島を舞台にしたアクション映画です。未知の巨大生物との挌闘シーンや軍隊との戦闘シーンなどをふんだんに取り入れた作品になっています。

この映画では、キングコングの体長は31.6メートル、体重は約158トンです。その姿は、これまでの米国映画に登場したキングコングに比べて、最も大きなものになっています。あらすじは次のとおりです。

特務研究機関モナークの研究者は、巨大生物の存在を実証するため、表向きは地質調査として、髑髏島での調査を計画します。そして、先導役として、特殊部隊に所属していたコンラッドを雇って、艦艇で髑髏島に向かいます。そこには、大佐が率いるヘリコプター部隊が同行しています。

また、女性カメラマンのウィーバーが、従軍カメラマンと称して調査隊に潜り込みます。調査隊は、航海を経て、髑髏島の沖合に到着します。そして、調査隊の一行は、部隊のヘリコプターに分乗して髑髏島に向かいます。

大佐が率いるヘリコプター部隊は、調査のため、上陸前に髑髏島の上空から爆弾を投下します。そのヘリコプター部隊の前に、キングコングが、突然現れて、ヘリコプターを次々と攻撃して墜落させます。墜落したヘリコプターの生存者は、2つのグループに分かれてしまいます。 

コンラッドが率いるグループは、合流地点に行く途中で集落を発見します。そこでは、原住民と暮らしているマーロウという軍人の男性と会います。また、コンラッドらは、悪魔のような巨大生物の存在と髑髏島を守るキングコングが神のように崇められていることを知ります。

やがて、大佐が率いるグループとも合流します。生存者の一行は、大佐の部下を救出するため、回り道をしていると、巨大な骨があるところに行きます。しかし、そこには、スカル・クローラーという未知の巨大生物が棲息しています。

一行は、突然、スカル・クローラーに襲われますが、応戦しながら、そこから必死で脱出します。大佐は、墜落した部下を救出できず、キングコングに復讐することを計画します。現れたキングコングは、大佐の罠にはまって、傷を負います。

そこに、スカル・デビルというさらに巨大な生物がキングコングに襲いかかります。キングコングとスカル・デビルの激しい闘いが始まります。その闘いの最中、大佐はキングコングを執拗に殺そうしますが、キングコングによって潰されてしまいます。

さらに、2頭は、ウィーバーとコンラッドたちがいるところまで、闘いながら、移動してきます。ウィーバーらもキングコングを援護して助けます。2頭の闘いの最中、ウェーバーはあおりを受けて水中に落下して沈んでしまいます。キングコングはウィーバーを水中から救い上げて助けます。

そして、ついに、キングコングは、スカル・デビルを倒して、髑髏島の奥へと帰っていきます。それから、ウィーバーやコンラッドらの生存者は、無事に髑髏島を脱出します。





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