【月見団子とススキで十五夜のお月見!】月についてわかりやすく説明!

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歴史・文化・自然

お月見

秋になると、月見団子とススキを飾って、十五夜の日にはお月見をする風習があります。

日本では、縄文時代から月を愛でる風習があったと言われています。平安時代にはお月見の風習が中国から伝わってきました。それが貴族の間に広がりました。

当時は、夜空の月を観賞するよりも、船の上でお酒を飲みながら、水面や盃のお酒に映った月を愛でたそうです。そして、詩歌や管弦を楽しんだそうです。

江戸時代になってから、お月見は庶民の間に広がりました。秋の収穫物を供えて、収穫に感謝する日になりました。

その後、月見団子とススキを飾るようになりました。団子は満月を表し、その団子を食べると、健康や幸福を得られるそうです。ススキは、稲穂の代わりとして豊作と無病息災を願って飾られました。

衛星としての月

このように、日本人は大昔から月を観賞し、神聖視していました。では、その夜空に浮かぶ月とは、どのようなところでしょうか?その実態についてお話します。

月は、地球から約38万キロメートル離れたところで地球を公転している衛星です。月の直径は約3,476キロメートルです。地球の直径の約4分の1になります。月の質量は地球の約81分の1です。

宇宙船で地球から月まで3~4日はかかるそうだよ。

月は、地球の周りを1回公転するとき、それと同じ方向に1回自転しています。そのため、月はいつも同じ面を地球に向けています。つまり、月の公転周期と自転周期は同じで、約27.32日です。

月の環境

月の重力は地球の約6分の1です。つまり、物の重さが地球の6分の1になります。

月の大気は主に酸素・ナトリウム・カリウムです。月の1日は地球の約1ヶ月の長さになります。昼夜の温度差は非常に大きく、約300℃にもなります。

昼は約110℃、夜はマイナス約170℃になります。120℃以上、マイナス200℃以下になることもあるそうです。

月の環境は過酷すぎて想像できないよ。

月面

月は、地球に向けている面が表側で、地球から見えない面が裏側になります。
月面は表と裏で地形が大きく違います。

表側には、海と呼ばれる暗く見える部分が広範囲にあります。約36億年前に、巨大な隕石が月に衝突し、月のマントルまで達したため、溶岩が流れ出て、その溶岩が衝突した跡の窪みを埋めたとされています。そこが海と呼ばれているところです。

裏側は、海と呼ばれる暗い部分はほとんどなく、反対に明るく見える部分で覆われています。その部分には多くのクレーターがあり、険しい地形になっているとされています。

月の探査

これまでの月の探査では、月に氷があることを示すデータが得られました。鉱物資源としては、鉄、チタン、アルミニウムがあるとされています。

また、月にはヘリウム3が埋蔵されているとされています。これは、核融合の燃料として使用できる貴重な気体です。

アルテミス計画

米国が計画している月探査計画です。2024年に有人の月周回飛行を予定しています。その後、有人の月面探査や月を周回する宇宙ステーションの建設(ゲートウェイ計画)が計画されています。

さらに、人が居住できるように月へ資材や物資を送り、月に拠点を設置します。将来的には、そこを中継地点として、火星の有人探査を行うことも目指しています。

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