【栄養豊富なアボカド!】アボカドの栄養素と健康への効果をわかりやすく解説!

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アボカド

アボカドは、甘くはないですけど、果物です。また、アボカドは、脂質が豊富に含まれていることから、「森のバター」とも呼ばれています。脂質というと、コレステロールのイメージがあって、肥満による生活習慣病のリスクなどを考えてしまいます。

しかし、アボカドに含まれているのは、不飽和脂肪酸という脂質で、健康に良い働きをしてくれます。この脂質のほか、アボカドには、食物繊維、カリウム、ビタミン類などの栄養素が多く含まれています。次に、その栄養素と健康への効果について解説します。

アボカドの食物繊維の効能

アボカドには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、消化・吸収されずに大腸まで届くため、便通について様々な良い効果をもたらします。そして、アボカドには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。

水溶性食物繊維とは水に溶ける食物繊維です。この食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにするため、食後の血糖値をゆっくり上げる働きがあります。不溶性食物繊維とは水に溶けない食物繊維です。そのため、便のカサを増やして、大腸を中から刺激するので、便通を良くする働きがあります。

このように、食物繊維は、血糖値の急激な上昇を防ぐほか、コレステロールの吸収を妨げたりする働きもあります。そして、食物繊維には、腸内の有害物質や糖質、脂質、塩分などを吸着して、便として排出する働きがあります。そのため、腸内環境を整える効果が期待できます。さらに、食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになるため、善玉菌を増やす効果もあります。

アボカドのカリウムの効能

アボカドには、果物の中で最も多くカリウムが含まれています。カリウムは、身体に必要なミネラルの一種で、細胞内の水分を保ち、浸透圧を調整する働きがあります。また、カリウムは、余分なナトリウム(塩分)を尿として身体の外に排出する働きがあります。そのため、塩分のとり過ぎによる高血圧を予防する効果があります。

カリウムは筋肉の収縮にも関与しています。そのため、筋肉の動きを円滑にする役割も担っています。また、カリウムは、水にさらすと溶け出す性質がありますが、アボカドは、切ったら、水にさらすこともなく、そのまま食べられるので、カリウムを損なう心配はありません。

アボカドの脂質の効能

アボカドは、不飽和脂肪酸という脂質を多く含んでいます。アボカドに含まれている不飽和脂肪酸は、リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸です。特に、オレイン酸が多く含まれています。

オレイン酸は、魚や植物に多く含まれている成分で、LDL(悪玉)コレステロールを減らす働きがあります。そのため、動脈硬化などを予防する効果が期待できます。リノール酸とα-リノレン酸には、血液をサラサラにする働きがあります。そのため、心筋梗塞や脳梗塞などを予防する効果が期待できます。

アボカドのビタミンCの効能

ビタミンCは、抗酸化作用がある水溶性のビタミンです。すなわち、ビタミンCは、免疫力を高める抗酸化物質で、風邪などの病気に対する抵抗力を高める働きがあります。さらに、ビタミンCは、癌や動脈硬化を予防する効果も期待されています。

ビタミンCは、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ効果があります。また、ビタミンCは、皮膚や血管などを健康に保つうえで必要なコラーゲンの合成に関与しています。そのため、老化を防止する効果も期待できます。ちなみに、ビタミンCは、体内でつくることができない成分であるため、常に食品から摂取する必要があります。

アボカドのビタミンEの効能

ビタミンEは脂溶性ビタミンです。水には溶けず、油に溶ける性質があるため、脂質とともに摂取することで、吸収されやすくなります。そして、アボカドには、脂質が含まれているので、アボカドを食べるだけで、ビタミンEを効率的に摂取することができます。

ビタミンEには強い抗酸化作用があります。老化の原因となる活性酸素の働きを抑制します。そのため、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれています。すなわち、ビタミンは、細胞などの酸化を防止して、身体の組織や器官の損傷を防ぐとともに、血管などを健康に保って、老化を防止します。また、皮膚の新陳代謝を高め、シミやそばかすを防ぐなど、美容にとっても重要な栄養素です。

また、ビタミンEは、免疫機能を強化して、ウイルスなどの感染を予防する効果が期待できます。そして、血中の悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や脳卒中などの生活習慣病を予防する効果も期待されています。

アボカドのビタミンB6の効能

ビタミンB6は、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種です。水溶性のビタミンは過剰に摂取しても、尿として身体の外に排出されます。ビタミンB6はタンパク質(アミノ酸)の代謝を促進します。そのため、皮膚や粘膜、髪、歯などを健康に保つ働きがあります。

例えば、皮膚の新陳代謝を促進して、肌荒れやくすみなどを防ぐ効果があります。また、皮脂の分泌量を調整する働きもあるので、ニキビを予防する効果が期待できます。

ビタミンB6は、脂質の代謝を助けて、肝臓に脂質が蓄積するのを防止する働きがあります。そのため、肝脂肪を予防する効果があります。また、ビタミンB6は、身体全体に酸素を運ぶ役割がある赤血球(ヘモグロビン)を合成するうえで欠かせない栄養素です。

ビタミンB6は、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの代謝にも関与しています。そのため、ホルモンバランスを整える効果があります。すなわち、ホルモンバランスが整えば、PMS症状(月経前症候群)の緩和にもつながります。また、ビタミンB6は、つわりを軽減する効果も期待できます。

アボカドのナイアシンの効能

ナイアシンは水溶性のビタミンB群の一種です。ナイアシンは、500種以上の酵素の補酵素として働いています。すなわち、エネルギーをつくり出したり、糖質、脂質、タンパク質を代謝したり、DNAの修復や合成をしたりする働きなどに関与しています。

また、ナイアシンは、皮膚や粘膜を健康にして、肌の荒れやくすみ、口内炎を予防・改善したり、脳神経の働きを活性化して、うつ病や不眠症などを予防・改善したり、血液の循環を良くして、肩こりや頭痛を予防・改善したり、二日酔いを防いだりするなど、身体の機能を正常にする働きにも関与しています。

アボカドのパントテン酸の効能

パントテン酸は水溶性のビタミンB群の一種です。パントテン酸は、糖質、脂質、タンパク質を代謝して、エネルギーをつくり出すうえで不可欠な酵素を補助する働きをしています。

パントテン酸は、脂肪の代謝を促進する善玉コレステロールを増やします。そのため、動脈硬化を予防する効果があります。また、パントテン酸は、抗ストレス作用がある副腎皮質ホルモンの合成にも関与しています。そのため、ストレスを和らげる効果が期待できます。

パントテン酸は、免疫抗体の合成を促進して、免疫力を高める働きがあります。さらに、パントテン酸は、コラーゲンをつくるときに必要なビタミンCの働きを助けます。そのため、皮膚や粘膜などの健康を保つ効果が期待できます。

アボカドの葉酸の効能

アボカドには葉酸が豊富に含まれています。葉酸は水溶性のビタミンB群の一種です。葉酸は、ビタミン12とともに、赤血球(ヘモグロビン)の合成を促進します。そのため、「造血ビタミン」とも呼ばれています。

また、葉酸は、DNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進して、細胞の増殖などを助けます。そのため、特に胎児の発育にとって必要なビタミンです。つまり、妊娠中の女性には欠かせない栄養素です。

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