歴史・文化・自然

バイキングとは、北欧の人々の祖先で、現在のスカンジナビア３国であるデンマーク、ノルウェー、スウェーデンに定住していた北方系ゲルマン民族のことです。8世紀から11世紀にかけて、バイキングは、西ヨーロッパに侵攻して、各地域を支配していきました。

ジャンヌ・ダルクは、神のお告げに従い、オルレアンで軍隊を率いてイングランド王家軍と戦い、砦を陥落させました。これをきっかけに、フランス王家軍は攻勢に転じ、イングランド王家軍は撤退しました。そして、オルレアンの乙女が歴史の舞台に登場しました。

イングランド王家のエドワード王子は、軍人として優れた戦術家で、百年戦争の前半において活躍しました。王子は、黒い鋼の鎧兜を身につけて、戦ったことから、ブラック・プリンスと呼ばれたと言われています。一方、住民への残虐行為から、そう呼ばれたという話もあります。

龍は、水の中に棲み、天に舞い上がり、雨を降らすなど、雷雲や嵐という自然の力を支配する神獣として、崇拝されてきました。龍という想像上の生き物は、中国から日本に伝わりました。中国では、龍を想像上の生き物ではなく、実在する動物と考えられていたとも言われています。

酵素は、生きていくために、常に行っている消化、吸収、代謝などの様々な化学反応を促進する物質です。人の身体の中には、約5,000種類の酵素があると言われています。酵素は、それ自体は変化せずに、化学反応を促進する働きがあるため、触媒です。

藤原道長は、名門貴族として藤原北家に生まれました。北家は、摂政や関白など高級官職を独占する家柄でした。この家系の中で、道長は、平安中期の最高権力者として、藤原氏の絶頂期を築きました。道長は、３人の娘を天皇の后とすることで、摂関政治の全盛期を築きました。

神経系にはニューロンとグリア細胞が存在しています。ニューロンは、信号(情報)を受け取り、処理して、次のニューロンへ信号(情報)を送る働きをしています。グリア細胞は、ニューロンに栄養を運んだり、血液脳関門として機能したり、軸索を絶縁して信号を速く正確に送ったりする働きをしています。

神経系は、身体が受けた情報を脳に送り、脳からの指令を身体の各部に伝える働きをしています。神経系には、中枢神経系と末梢神経系があります。中枢神経系とは、脳と脊髄から構成されている神経のことです。末梢神経系とは、中枢神経から分かれて、身体全体に張り巡らされている神経です。

免疫とは、ウイルスや細菌などの異物によって、細胞が傷つけられたり、寄生されたりするのを防ぐため、体内から異物を取り除く防御システムです。免疫には、自然免疫と獲得免疫の2種類があります。そして、このような免疫を担当する様々な免疫細胞がいます。

血液は、赤血球、白血球、血小板という細胞と血しょうと呼ばれる液体からできています。血液は、酸素や栄養素など生きていくために必要な物質を運んだり、不必要な老廃物を運び出したり、免疫細胞を運んで、細菌やウイルスなどが体内に侵入することを防いだりしています。