【寒天とゼラチンの違い!】原料や成分、用途などわかりやすく説明!

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食べ物・飲み物

寒天

寒天は、海藻のうち紅藻類のテングサやオゴノリを原料として製造されています。寒天の主な成分は炭水化物です。また、多くの食物繊維が含まれています。消化吸収されにくく、低カロリーです。

寒天は、羊羹などのお菓子や色々な食品をはじめ、薬を包むカプセルやオブラート、芳香剤、化粧品などにも使われています。

寒天は、溶かしたあとは常温で固まりますが、酸に弱い性質があり、ミカンなどの柑橘類の果汁を加えると固まりにくくなります。

寒天を固めてデザートとして食べるとき、

オレンジの果肉を入れると美味しいけど、

寒天がボロボロするね!

寒天には、角寒天、糸寒天、粉寒天の3種類があります。角寒天は乾燥した四角い寒天です。お湯で煮るなど溶かしてから固めて、みつまめなどのスイーツに使います。

糸寒天は糸状の形をしています。水で戻してから、麺の代わりにしたり、サラダなどに入れたりして使います。粉寒天は粉末の寒天です。水に入れて沸騰させ、よく溶かしてから固めて、デザートなどに使います。また、医療品、化粧品などにも使われます。

ゼラチン

ゼラチンは、牛や豚の皮や骨を原料として製造されています。それらに含まれる動物性たんぱく質(コラーゲン)が主成分です。また、ゼラチンは、カロリーは高いですが、炭水化物や脂質をほとんど含んでいません。

ゼラチンは、コラーゲンが主成分だから、

お肌の保湿や若返りに良いということだね!

寒天に比べても、ゼラチンは、やわらかく、なめらかな食感で、弾力性と粘性が強いのが特徴です。このため、ゼリーやグミをはじめ、ムース、ババロア、プリンなどの原料として使われています。

また、ゼラチンは、たんぱく質分解酵素を含む果実を入れると固まりにくくなります。その果実には、パインアップル、キウイフルーツ、マンゴーなどがあります。

ゼラチンは、50~60°Cで溶けますが、常温では固まらないので、冷蔵庫で冷やして固めることになります。固めた後は、常温では溶けてしまいます。冷蔵庫に保管しておく必要があります。

まとめ

寒天は、食物繊維が豊富で、カロリーがほとんどないので、ダイエット効果があります。たくさん食べてもカロリーを心配する必要はありませんから、満腹感も得られます。

ゼラチンは、コラーゲンが主成分ですから、お肌に美容の効果があります。また、丈夫な骨、筋肉及び腱をつくったり、関節の動きを良くしたりするうえでも効能があります。

寒天やゼラチンは、それ自体は健康食品として役に立ちますが、その効果を得るためには、デザートなどを作る際に入れる糖類や果物の量を控えることが大切です。

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