【株式投資!】仕組みやメリット・デメリットについて初心者にもわかりやすく説明!

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経済・科学

株式投資の口座開設

株式投資を始めるときは、証券会社で口座を開設します。口座には、「特定口座」と「一般口座」があります。特定口座を開設すると、証券会社が、1年間の損益を計算して、年間取引報告書を作成します。一般口座の場合は、自分で計算することになります。

株式投資によって、投資家が売却益や配当金を得た場合は、それに対して税金がかかります。そのため、特定口座では、「源泉徴収あり」又は「源泉徴収なし」のどちらかを選びます。「源泉徴収あり」の場合は、売却益や配当金にかかる税金は源泉徴収されます。

すなわち、証券会社が処理するので、投資家が自分で確定申告する必要はありません。「源泉徴収なし」の場合は、証券会社は、1年間の売買損益を計算して、特定口座年間取引報告書を作成します。これを投資家に交付します。投資家は、その報告書を使用して確定申告を行い、税金を納付します。

一方、一般口座の場合は、投資家が、自分で1年間の売買損益を計算してから、確定申告を行い、税金を納めなければなりません。つまり、「源泉徴収あり」の特定口座を開設すれば、確定申告や税金の納付という手続きを省くことができます。なお、「源泉徴収あり」を選択しても、確定申告をすることはできます。さらに、別にNISA口座を開設することもできます。NISA口座では、売却益や配当金に税金はかかりません。

株の売買

日本の株式市場は4つあります。すなわち、東京証券取引所(東証)、名古屋証券取引所(名証)、福岡証券取引所(福証)、札幌証券取引所(札証)です。一番大きな株式市場は東証です。東証にはプライム、スタンダード、グロースという3つの市場区分があります。

プライム市場では、株主数が800人以上で流通株式時価総額が100億円以上の企業、スタンダード市場では、株主数が400人以上で流通株式時価総額が10億円以上の企業、グロース市場では、株主数が150人以上で流通株式時価総額が5億円以上の企業についての株式を取り扱っています。

このような株式市場で株を買うときは、証券会社に開設した口座に資金を入金して、株を注文します。注文の仕方には指値(さしね)と成行(なりゆき)があります。

指値は、売買価格を指定して注文します。買い注文のときは、まず指定した金額で取引が成立します。取引が全部成立しないうちに、指定金額よりさらに株価が下がれば、その金額で取引が成立します。売り注文のときは、まず指定した金額で取引が成立します。取引が全部成立しないうちに、指定金額よりさらに上がれば、その金額で取引が成立します。

成行は、売買価格を指定せずに注文します。注文した時点の株価で取引が成立します。株価が変動しているときは、予想外の金額で購入又は売却する可能性があります。

指値は、指定した金額になるまで取引が成立しないから、

指定金額によるけど、取引が不成立で終わったり、

成立するまで時間がかかったりするよ!

成行は、注文すると、すぐに取引が成立するけど、

その時点で、希望していた買値よりも高かったり、

希望していた売値よりも低かったりする可能性があるよ!

取引が成立すると、売買代金は、取引が成立(約定)した日から起算して3営業日目に精算されます。すなわち、株を購入した場合には、口座から代金や手数料などが引き落とされます。株を売却した場合には、手数料を差し引いた代金が振り込まれます。

株式投資のメリット

株を保有していると、配当金(インカムゲイン)や株主優待があります。配当金を得るには、その権利の確定日に株を保有している必要があります。ただし、株の銘柄によっては配当金がなかったり、業績次第で配当金の額が増減したりします。

株主優待も権利確定日に株を保有している必要があります。企業の製品や割引券などがもらえます。すなわち、これらの権利を得ることを目的とするときは、株を長期間保有することになります。

また、株を売却して得られる売買差益(キャピタルゲイン)があります。株価が購入したときより上昇して利益が出ているときに、売却して差額を得ることです。つまり、株価の変動幅が大きいほど、大きな利益を得られます。

株式投資のデメリット

株式投資には元本の保証がありません。株価は、企業の業績、金利、為替、景気の動向、海外株式市場の動向などの様々な理由により変動しています。株価が購入したときより安くなり、元本割れになるリスクがあります。

初心者の株式投資

初心者が、リスクを軽減して株式投資を行うには、業績が安定している大企業の株を購入して、長く保有しながら、配当金や株主優待を得る方法が適しています。例えば、東証のプライム市場から好みの銘柄を選んで、株を購入すれば、安定して配当金や株主優待を得る可能性が大きいです。

この場合、将来の値上がり見込んで、株価が下がっているときに購入するのが理想的です。そのため、色々な情報を分析して、そのタイミングを見極めることが大事ですが、初心者には大変難しく、リスクを伴う作業です。

そこで、初心者として株を購入するときは、好みの銘柄について、過去10年を通して株価が上昇傾向であることを確認します。次に、その株価の過去数年の動向を確認します。すなわち、株価が、最も安いときの金額(安値)と最も高いときの金額(高値)を確認します。

この安値に近い株価になったときに購入します。そして、長期に保有して、値上がりを待ちながら、配当金と株主優待を得ることができます。また、購入したときの株価が予想外に値上がりすれば、売却して、利益を得ることもできます。

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